IE100 PRO イヤホン簡易レビュー

前談

2024年、9月。わたくしおりじん、唐突に有線のイヤホンが欲しくなった。私自身、ワイヤレスイヤホンは2機ほどメジャーと言えそうなものを使っていた。だが、ワイヤードのイヤホンに関しては完全にコンビニのものに頼りきりだった。物欲に負けて色々調べてみた結果、SHUREや、Technics、Senhiser等々、様々なオーディオブランドのものが見つかった。その中でも、私が特に気になった商品を買ってみた。

それが、Senhiser IE 100 Proである。

いわゆるモニターイヤホンと言われる部類に入るようで、音楽フェスやライブでシンガーさんがつけているイヤホンの種類らしい。他にも楽器の収録で使われたり、特に幅が広い用途で商品設定されているようだ。

買う前の印象と期待値としては、モニターイヤホンと言っても1万円台の製品である故にそこまで高くなかったのが正直なところ。百均もしくはコンビニのイヤホンを使ってたからか、音質の期待値にしても多少痛い音があっても妥協できるような耳に育っていたのである。

いざ届いて使ってみると中々驚かせられるところが多くあった。

ここから印象含め簡易的でもレビューを綴ろうと思う。

おすすめポイント!

Senhiser IE 100 Proを一言でまとめると、「平たく万能」これに尽きる。何が万能か、そんなの音である。

この製品で、いつも聞く音楽を聴いて最初に感じたのが「え、この曲のここの音聞いたことない!」

まさにこれだ。今まで私が使ってきたワイヤレスイヤホンや、コンビニの有線イヤホン等の製品では到底表現できない音が、しっかり表現されているのだ。しかも聞こえてくる音の粒立ちが素晴らしく、オーケストラで言えば、どの楽器も音が均等に出て楽譜と指揮通りに演奏されているような状態である。つまりは、このイヤホンはとにかく音楽の再現性が高いのだ。少なくともいわゆる普通の曲であれば違和感なく“原曲”を楽しめると思う。自分の知ってる曲が部分によって知らない顔が見えたりする。これは音楽が好きな人間にとって、大きな収穫である。

正直、音楽が好きなのにワイヤレスイヤホンとかコンビニのイヤホンとか舐めてるん?って言われそうではありますが、ブログのリンクにも入ってる通りノーマニーなのでなかなかいいイヤホンに触れる機会も少なく、名前も値段も高い有線イヤホンに疑念を抱きつつIE 100 Proを購入したのが実際のところ。

(このレビューは案件でもないですし、しっかり正直なことばかり、適当に綴っているようなものですけど、激褒め状態ですね。あんまり言いたくないですけど、このレビューはただ参考にならない素人の書き綴りですから。)

おすすめポイントにしてはすっごい内容が薄いですけど、自分が使っただけで言えば、おすすめできるのは有線イヤホン初心者の方々で、且つ中華イヤホンに抵抗を覚える方々です。最近の中華イヤホンは恐ろしいくらいにはコスパのいい製品がじゃんじゃん出てきているので…。正直、中華イヤホンに手を出せそうと勇気のある方々ならわざわざIE 100 Proを買わなくても…とは思います。

注意点!

 注意点なんて書いたことないんですけどね、一応これを見て買われた方々にガッカリされても困りますから。

IE 100 Proですが、箱出しでは音が良いとはお世辞にも言えません。でも、使っていくうちに音が良い方向に変化していきます。これが答えです。

あんまりイヤホン内部の仕組みは詳しくないんですけども、箱出し直後だと振動部が固まってる感じがあるというか、なんというか高音が硬い感じがあるんですよね。低音に関しても量感が少ない感じがしてならない。まぁ、エージング音源をがっつり回せばすぐ変わるところもあるので、ご愛嬌ってところですかね。

エージングを分からない方に説明すると、英語で書くとagingとなって、age + ingなので年季が入るみたいな意味合いですね。革製品とかも使っていくうちに質感が変化していくのでエージングされてるって言ったりしますかね。イヤホンでエージングというと、劣化?って思っちゃう方もいらっしゃるかと思うんですが、私はそうは思わない派ですね。実際イヤホンのエージングは、特殊な音をイヤホンに出させることでその性能を発揮できるように練習させるって作業ですね。縄跳びで例えるなら、前跳びの練習をすっ飛ばして二重跳びの練習からやらせて、それ跳べたら前跳びもできるよね。みたいな感じですかね。エージングをやるかやらないかっていうのは二元化する問題ではあって…。「エージング音源を使って無理やりやるのはイヤホンの性能を損ねる派」と「エージングはイヤホンの性能を最大限発揮するための近道派」ですね。エージングの音源はYouTubeにも何個も上がっているので、したい人は。って感じです。

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